サンドブラストで下処理した後にパウダーコートします。
今回のメニューはフレーム補強などはせずに
細かい部分に色々と手を加えて
ノーマルの乗り味を残しつつ現代に見合った
チューニングUPを狙った方向で行きます。
パウダーコートをする前には
余計な溶接のスパッタや加工跡のバリなど
生産時の工場では手間をかけれない部分を
処理する事により「手が入った」雰囲気が出てきます。
古き良き時代、オートバイは嗜好品とされ
細部まで「手が入り」職人の拘りや魂が込められ
素晴らしい造形でした。
現代の量産車も私たちバイク屋単位で
手を入れる事により少しでもあの時代のオートバイに、職人に、
近づけるようにしていきたいものです。
現代の技術と昔の手間隙がプラスされると・・・
想像しただけでワクワクしてきます。
写真はちょっことした加工ですが、
本来ならZ1は4本出しマフラーでサイドスタンドストッパーは
マフラーに付いてます。
しかし集合管を付けた場合、ストッパーが無くなり、
フレームにサイドスタンドの先が直接当たってしまい、
傷をつけてしまう為に、今回はストッパーを溶接で作りました。
(銀色の部分が溶接で追加したところ)
そのにネジを切りボルトでサイドスタンドの垂れ角を
微調整出来るようにもしました。
こうしたちょっとした加工が出来るのも
フレームまで全塗装してしまう
レストアの魅力ですね。
オリジナル推奨派には怒られてしまう加工ですが(笑)
1 件のコメント:
ぬを~!待ってました!!!
ついにS.Y氏のZ1にも手が入るのですね!!!
車両所有者より外野が興味深々なのもどーかと思いますが、どんな仕上がりになるのか、かなり楽しみにしております!!!
ぜひとも、このブログで進行状況を確認させて下さいませ~!!!
Y.Y
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